蓄音機の家

錦秋湖の南側、草井沢地区の山奥に佇む「蓄音機の家」は、蓄音機をはじめとする音楽機器、レコードなどを展示しているほか、音楽鑑賞を楽しめる施設として、2004年にオープンしました。

オーナーの佐藤安蔵さんは、御年85歳。

退職後、長年の夢だった音楽施設の運営を実現させました。

館内には自作のアンプなど、オリジナリティあふれる音楽機器がいっぱい。

こちらは三味線の音色が活きるよう調整して作られたアンプとスピーカー。

テレビや桶など、様々な生活用具などを利用して作ったものもズラリ。

アクセントになっている人形なども含めこれらは全て、来館するお客さんが持ってくる物なのだとか。

遊び心がふんだんに盛り込まれた作品の数々は、見ているだけでも飽きません。

2階には、明治からのレコード盤が壁面いっぱいに並びます。

なかには、大変貴重なエジソン蝋管レコードとその蓄音機も。

またこちらは鑑賞フロアになっており、飲食物持ち込み自由でくつろぎながら音楽鑑賞できます（別料金）。

私物のレコードやCDを持ち込んでの鑑賞もできます。

4台のアンプ、8台のスピーカーで聴く音は臨場感満点！

目を閉じれば、まるでステージの最前列にいるかのような錯覚に陥りそうです。