【西和賀NEWS】孫作地蔵尊供養祭

8月1日に峠山で孫作地蔵尊供養祭が行われました。

今から約270年前、この地域の住民が生活に困窮し、生きるためやむを得ず藩の山からケヤキの巨木を盗伐しました。
やがて盗伐は代官所の知る所となり、地域住民に厳しい取り調べが行われました。
住民の一人であった孫作は、罪をすべて自分一人で被ることを決意し、厳しい拷問にも最後まで自分一人のやったことだと言い続け、とうとう打ち首になってしまいました。
地域住民は孫作の死を悼み、感謝し、供養のために地蔵尊を建てて祀った、というのがこの孫作地蔵尊の由来です。

この日は孫作の子孫の方、そして地域住民の方々などたくさんの人が参列して、孫作地蔵尊に手を合わせていました。

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