湯川温泉の中尊寺ハスについて、facebook等でシェアしていただいている皆さん、ありがとうございます。
おかげさまで、様々なところから反響がありました。
これを機に、少しでも西和賀町に関心を持っていただけたようで嬉しく思います。
聞くところによると、ハスの花は早朝に咲き始め、昼頃には閉じはじめるそうです。
そして、3~4日たつと花は終わってしまうとの事。
うぅ、儚い…。
念のため、15時くらいに行ってみると…
うーん、確かに閉じかけていました。
そこで、咲き始めから満開になるまでの様子を見てみたいと思ったわけです。
7月31日(水) てんき:くもり→雨
思い立ったら、即実行!
3時起床で現地に向かいました。
4時過ぎに到着するも、辺りはまだ暗かったです。
日に日に、日が短くなってきているのを実感。
ちょっと明るくなってから撮ったのがこちら。
閉じた状態のハスも、味がありますね。
小さな朝露を浴びて、昼とはまた違った趣を感じます。
そこから花開く過程を収めようと、カメラを固定して、10分毎にシャッターを切りました。
しかし…
この日は、花を咲かせることはありませんでした。
水温なのか、日が照らないからなのか、理由はわかりませんが…。
9時過ぎになって激しい雨が降ってきました。
「もう今日は諦めなさいな」という、神様からのメッセージなのでしょう。
素直に言うことを聞いて、断念しました。
8月1日(木) てんき:雨
今日も開いていないという情報があり、観察中止。
このまま花が終わってしまいそうで、ちょっとやきもきします。
8月2日(金) てんき:小雨
前日から天気予報を注視。
お日様マークがついていたので、一昨日のリベンジ決行!
家を出るときは真っ暗だけど、晴れの気配です。
しかし、西和賀はどんより小雨…。
同じ県内でも、やはり西和賀と一関とでは違いますね。
肝心のハスは…
あぁ…
無情にも、終わっていました。
散り落ちた花びらが、儚く水面に浮いていました。
他のつぼみは、なかなか大きくならないのが気になってはいましたが、開かないままほとんどが枯れかけていました。
残念ですが、今年のハス池公園のハスは終わりのようです。
美人薄命とは、まさにこのことでしょう。
でも、昨年はつぼみすら出なかったようなので、それと比べると大きな進歩ではないでしょうか。
たった一輪でしたが立派な花を咲かせて、道行く人たちに笑顔を与えてくれました。
また来年に期待です。
きっと、少しずつ、少しずつ仲間を増やしてハス池を彩ってくれることでしょう。
-おわり-
(さとう)