「モリアオガエル」レポート

皆さん、どうも、こんにしわが!

菊池です。

6月某日、西和賀町のとある池にて絶滅危惧種である「モリアオガエル」が卵を産んだ!!という連絡があり、我々(川村、菊池)は、すぐに現場へ急行した。

「モリアオガエル」の産卵状態は非常に特徴的である。

ほとんどのカエルが水中に産卵するのに対し、「モリアオガエル」は水上にあたる木に登り産卵するのである。

その卵の様子がこちら。

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白いモコモコが、卵だ!

「夏草や兵どもが夢の跡」と言ったところだろうか。

なぜ兵と表現したかと言うと、「モリアオガエル」は産卵の際、メスガエルがオスガエルを背負って産卵場所まで行く習性があるのだ。

オスガエル「おっかぁ、がんばってケロ」

メスガエル「おっとぅ、もうちょっとだで。くっついででケロ」

という、やり取りをしながらメスカエルは木を上る。と思う。

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※「ケロ」と言うのは、カエルにとっては鳴き声ですが、岩手県民に取っては「~してください。」という意味にあたります。

3メートルはあろうかという木の頂上にまで、たくさんの卵という命の花が咲いていた。

 

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